2024年10月19日(土)に「第17回 全国トリミング競技会」が、一般社団法人 全日本動物専門教育協会の主催で行われました。
当協会加盟校より多くの学生様に出陳いただきました。
そして11月9日(土)には「第17回 全国家庭犬訓練競技会」を開催予定です。
日頃から培ったパートナー犬との技術を大いに発揮し、多くの学生様が学校という垣根を超え、互いを高め合える場となることを祈っております。

さて、皆さんは「~競技会」「~コンテスト」というものをご存じでしょうか。
技術を競い合う場として様々な業界で開催されているものですが、前述のようにペット業界でも当協会だけでなく多くの団体で主催されています。

訓練競技に焦点を当ててお話をすると、多くの場合競技の課目が主催側より課題として与えられ、ハンドラーとパートナー犬でその課題を実技披露し、正確さや立ち振る舞いなどを総合的に審査され得点を競い合うといったものになります。

出陳者は日頃からパートナー犬との練習を重ね、その集大成を競技会の場で発揮されますが、実際に本番の競技を行う会場は普段の練習の時と比べると、環境が大きく異なります。
地面の感触や会場内の風景や匂いは異なり、さらに周囲には初見の他出陳犬がいます。
会場の規模によっては多くの観客の声や一緒に居る犬の鳴き声など、普段とは違った雰囲気に気圧されて、いつも通りのパフォーマンスができない犬もおり、それはハンドラーも同じことが言えます。

ここで重要になってくるものがハンドラーと犬の信頼関係です。
競技中はリード一本でのつながりにはなりますが、日頃からのコミュニケーションを欠かさず、犬にとってハンドラーが最も頼りにできる存在になることができていれば、慣れない環境であっても共に競技に臨むうえでの不安やストレスを払拭できます。

つまり、課題に対する正確性も重要ではありますが、訓練だけでなく普段のコミュニケーションからどれだけ信頼関係を構築できているかが競技に臨むうえで欠かせない要素であり、コミュニケーションが重要ということは一般家庭で暮らす動物と飼い主の関係性と変わりません。

当協会に限らず、全国各地で開催されており、一般の観覧が可能なものも多く存在します。
ご興味のある方はお住まいの地域周辺での開催情報を調べ、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
もちろん、自分もやってみたいと感じれば、愛犬と練習し出陳も視野に入れてチャレンジしてみてください。


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