厳しすぎる暑さは一時姿を潜めていますが、早速「夏バテ」を起こしていませんか?
特に、涼しい日が数日続いた後に真夏日や猛暑日を迎えると、一気に疲れ倍増!
もちろん、夏バテは人だけではなく犬や猫にも起こりえます。
そこで、「ちょっとこの頃お疲れかな?」「もしかして、食欲落ちてるかも?」というときに、簡単な「ツボマッサージ」をしてあげてはいかがでしょうか?
犬や猫にとって、飼い主からのスキンシップは何よりも嬉しいもの。
そこに、ツボを刺激して疲労回復や胃腸を整える効果をプラスすることができたら一石二鳥!
今回は、犬の東洋医学生活管理士より、犬や猫にも効果のあるツボについてお話しします。

こんな様子が見られたら夏バテかも知れません

夏バテすると犬猫も人間と同じようにだるさ、食欲不振、胃腸の不調といった症状が出てきます。
散歩に積極的じゃない、食事を食べない、ゆるい便や便秘が続く、といった症状があったら夏バテかもしれません。

疲労回復に「湧泉(ゆうせん)」

後肢の一番大きい肉球のすぐ後ろのくぼみを、親指でじわ~っと左右交互に2、3回押してみてください。

湧泉

胃腸を整える「中脘(ちゅうかん)」

みぞおちと臍の間の真ん中くらいにあります。
少し食欲ないかも?というときに、ツボのあたりを指2本くらいで、くるくる時計回りに円マッサージしてみましょう。

中脘

気の流れを整えて、体にこもった熱を流します「曲池(きょくち)」

肘を曲げてしわが寄ったところの外側です。
わかりにくいときは、肘の骨の手前のくぼみを探してみてください。
左右交互に2、3回押してあげましょう。

曲池

気の流れをよくする「井穴(せいけつ)」

爪の根元の左右の部分です。
シニア期の犬や猫にも効果があります。
親指と人差し指で爪の根元をつまんでかる~くもみもみしてあげましょう。

井穴

 

ご紹介したツボは、犬猫どちらにも効果があります。
ただし、実際にマッサージするときには「軽く押す」ことが重要!力を入れると嫌がってしまうので要注意です。
また、やりすぎもよくありません。ツボを刺激するのは一度につき2~3回、それを1日2回行えば十分です。

簡単で手軽にできる方法で、犬猫のちょっとした不調は悪化しないうちにケアしてあげましょう。

 

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