気候が良くなってきて、外に出歩くのが楽しい季節になってきました。
とくに、今年は新型コロナウイルスの影響で旅行や遠方への外出自粛が続いていることもあり、陽気は待ちに待ったお出かけ日和!!
毎日のお散歩を楽しみにしている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
しかし、外にはペットたちに危険なものがたくさんあります。
今回は、庭先や散歩道で見かけそうな植物に焦点をあてて、犬猫にとって危険なものを、犬猫飼養アドバイザーと見ていきましょう。

イチイ

北海道や北東北では「オンコ」と呼ばれ、庭や生垣などで見られる一般的な樹木です。
細く、葉先が剣先のような形の葉っぱをもち、赤い果実をつけます。この実は甘く、小さい頃、学校の帰りにみんなでプチプチ食べた記憶があります。

しかし、果実を除くすべての部分に毒をもち、果実の中に入っている種子を飲み込むと、量によっては呼吸困難から死に至ります。
イチイの致死量は、体重1㎏あたり2.3gほどのため、3㎏ほどの小型犬では数十枚の小さな葉っぱを誤飲するだけで命の危険があります。

枝を持ってくる遊びが好きな子はもちろん、散歩中に地面の匂いをよく嗅ぐ子では、鼻先についた葉っぱをそのままなめて飲み込んでしまうことがありますので、注意が必要です。

夾竹桃(キョウチクトウ)

様々な色合いの大ぶりの花をたくさん咲かせる低木です。しかし、非常に強い毒があり、人の中毒事故が多く、死亡事故の報告もあります。
犬猫に対しても非常に強い毒性を持ち、これまでにキョウチクトウ入りの毒エサを食べてしまい死亡したケースもあります。
散歩中に拾い食いをする癖を持つ犬、外に出歩く機会のある猫の場合、注意が必要です。

その症状としては、嘔吐や多量の流涎、目の充血、脱水症状、腹痛、震え、下痢などです。
散歩帰りの愛犬や、外から帰ってきた愛猫に上記のような症状が見られた場合は、すぐに動物病院に連絡し、処置を仰ぎましょう。

ユリ科の植物

ユリ、チューリップなどユリ科の植物は、犬猫にとっては非常に危険な植物と言えます。
花壇などでよく見かけますし、おうちの中に飾るご家庭もあるのではないでしょうか。

しかし、球根から茎、葉に至るまで毒があり、噛んでしまうと腎機能に深刻なダメージを負ってしまうのです。
室内にチューリップを飾った二日後に、猫が死亡するというケースもありました。
他にも、スイセンやアジサイ、朝顔など、身近なユリ科の植物は挙げればきりがありません。

今後も定期的にご紹介していきますが、犬の拾い食いはもちろん、鼻についたものを舐めとって無意識に摂取してしまうこともありますから、お散歩中はとくに気をつけていきましょう。
もちろん時々お外に出ていく機会のある猫でも一緒です。
猫の場合はその他の要因もあって完全室内飼育が望ましいのですが、すぐに切り替えは難しいこともあるでしょうから、体調の変化などには十分気を配りましょう。

 


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