どんどん春めいてきて、桜の便りも届くようになってきました。
4月になれば年度も変わり、新生活がスタートする人も多いことでしょう。
引っ越しに進学、社会人スタートなど、生活スタイルの変化は人のみならずペットたちにも大きな影響を及ぼす可能性があります。
今回は、環境の変化がもたらすペットたちの異変について犬猫飼養アドバイザーがお話していきます。

フードの好みや食欲に変化が見られる

今まで好んで食べていたフードを残すようになったり、見向きもしなくなったりすることはありませんか?
巷では「フード難民」という言葉がありますが、これはペットの食が細く、食いつきが良いフードを求めて色々試すときに使われる言葉でもあります。
食が細い理由は様々ですが、新年度を迎えるこの時期に見られることが多いようであれば、環境の変化にストレスを感じ、食が細くなっている可能性もあります。

ではフードを変えればいいのか?

というと、そう簡単なことではないのです。
実は、より食いつきの良いフードを求めて色々おいしそうなものを試すその行為が、さらに食べむらを引き起こす原因になっていることがあるのです。

というのも、「このフードを食べなければもっとおいしいものがもらえるかもしれない」という期待感をペットが持つからと考えられているのです。
環境の変化が原因で食欲不振に陥っているようであれば、フードのそのものの問題ではないため、変える必要はないでしょう。
まずはトッピングを増やしてみたり、お肉などを煮たスープ(味付け無し)を絡めて少しふやかしてから与えてみてはどうでしょうか。

ちなみに、フードを食べないからとおやつの量を増やすとさらに食べなくなることもあるため、おやつの量はいつも通りで様子を見ましょう。

そもそもの原因から対策を

また、忘れてはいけないのは食欲不振の原因となった環境の変化に慣らすことです。
住む環境が変わる、新生活に合わせて家族の人数が減るなど、慣らしにくい原因もあるとは思います。
しかし、変化の理由を理解できるのは人間だけで、突然その環境に置かれたペットにはその理由を理解することはできないことを忘れないであげてください。
例えば引っ越し先の家具のレイアウトを今とできるだけ同じように配置する、家族が家を出ることが決まっているならば、残る家族内でペットとのコミュニケーション時間を増やしていくなど、備えることはできます。

その他のサインも見逃さず

そして、食に変化が見られると、排泄物にも変化が現れます。
尿や便のにおいがきつく感じたり、回数が増える、減る、軟便や下痢が続く、といった場合、やはりストレスによってお腹の調子が崩れている可能性があります。
食欲不振だけではなく、排泄の問題も付随している場合には、かかりつけの動物病院へ相談しておくと、不安解消に繋がるのではないでしょうか。

もちろん、環境の変化がないにも関わらず食欲不振や胃腸の不調が見られたり、症状が長引くようであればストレス以外の原因も考えられますから、動物病院への相談はお忘れなく!

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