10月15日、北海道では今季一番の冷え込みで霜が降りた様子が撮影されました。
また札幌管区気象台からは、手稲山が初冠雪したと発表があり、平年より1日早く、昨シーズンより22日早い観測です。
9月25日時点の気象庁の長期予報では、今年は気温や降雪量は平年並み程度とのことですが、あくまでも予報は予報。暖かい南の地域ならいざ知らず、絶対に降らない!とは言い切れません。

雪の積もらない地域で雪が降ると、犬たちは大喜び!!もちろん苦手な子もいますが、普段見慣れないものだから、と食べてしまう犬もいます。
雪の日の散歩で、愛犬が雪を食べてしまう!!と言う方もいらっしゃると思います。そして、飼い主さんの中には「雪を食べて大丈夫?」と心配になる方も多いはず。
犬たちが雪を食べてしまっても、実際のところ大丈夫なのでしょうか?今回はそんな疑問を、愛玩動物救命士が解決します!!

雪は食べても大丈夫?

犬が雪を食べてしまう理由には、ただ興味があるからや、水分補給の為と様々な理由があります。
雪は解ければ水になり、それを食べる分には問題ないのでは?と思われがちですが、実際は「食べさせない方が良い」です。
というのも、地面に撒布された、凍結防止剤や融雪剤の入った雪を食べてしまった犬が中毒症状を起こしてしまった、という事故が発生しているからです。

融雪剤と凍結防止剤

雪の降る地方では、当たり前に撒かれているこの2つ。実は、動物には毒になります。

融雪剤の成分は、塩化カルシウム。この「塩化カルシウム」が、中毒を起こす危険性があります。
症状としては、皮膚や肉球に付着すると、赤くなったり、ただれて皮がはがれてしまったり、また、口にふくむと胃腸を刺激し、嘔吐や下痢、潰瘍の原因になります。
摂取した量によってはショック症状が出てしまうこともあるので注意が必要です。

凍結防止剤は塩化ナトリウムで出来ています。
大雑把に言うと、「塩」です。過剰な塩分が健康に害を及ぼすのは周知の事実ですね。

犬や猫が直接、雪を食べていなくても、足裏についた雪を舐めてしまい、その足裏についていた融雪剤や凍結防止剤で中毒症状を起こすこともあります。
冬場の散歩には、靴下をはかせる、雪を食べさせないなど、様々な工夫が必要です。

もしも、食べてしまったら

もしもペットが雪を食べてしまった場合、どうしたら良いのでしょう?

犬猫の体内に入ってしまった場合、すぐにかかりつけの動物病院へ連絡してください。
吐かせるための手段や、すぐに病院へ連れてくるように指示があるはずですので、それに従いましょう。

もちろん、飼い主が気付かないうちに食べてしまったなんて事もありますから、愛犬愛猫の様子が少しでもいつもと違う、ぐったりしている…と感じた場合はすぐに動物病院へ連絡しましょう。

冬場のお散歩の注意点

冬場のお散歩は楽しみもたくさん!!普段見れない景色に犬たちもワクワクします。
しかし、注意しなくてはならないことも多いです。

  1. 外に出る前にしっかりと寒さ対策を行ないましょう。
    特に子犬やシニア犬、シングルコートの犬種の場合、体温調節がうまくできないことが考えられます。
  2. 雪道を歩かせる際は靴下や靴を履かせてあげましょう。
  3. 帰ったら、ぬるま湯でしっかり手足を洗ってあげましょう。
    万が一付着してしまった融雪剤や凍結防止剤を洗い流すとともに、冷えた体を温めてあげる効果があります。

お散歩対策をしっかり行い、愛犬と一緒に冬を楽しんでくださいね。

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